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結論:150点。落ちた点数だが、手応えはあった
先週、4回目の受験申込を済ませた。手続きを終えたその勢いで、自分が受けなかった年の本試験問題を、通しで解いてみた。
結果は150点。合格点は180点なので、30点足りない。この日受けていたら落ちていた。それは動かない。
ただ、採点し終えたときに最初に来たのは落胆ではなかった。「思ったより残っている」だった。1年やっていない状態で解いて、この点数だったからだ。
この記事は、その150点を自分がどう読んだかの記録である。
02 / 本文
1年空けた状態で、初見の問題を解いた
私は前回の受験からブランクがある。あと4問で落ちた年から、1年受けていない。 その年の問題は、当然ながら解いていない。
だから今回解いた問題は、私にとって初見だ。過去に解いて答えを覚えている問題ではない。ここは自分でも意識して選んだ。
解く前の予想は、正直もっと低かった。1年空ければ大半は抜けていると思っていた。特に民法の要件や、行政手続法・行政不服審査法の期間や主体のような、細かくて紛らわしいところは全部飛んでいるだろうと。
実際には、そこまで落ちていなかった。3回受けた分の蓄積は、1年寝かせても残っている。 これが今回いちばん大きい発見だった。
03 / 本文
この手応えを信じすぎると、また同じ落ち方をする
ここで気をつけないといけないことがある。手応えを「もう覚えているから大丈夫」と読み替えないことだ。
3回目にあと4問で落ちたとき、私に足りなかったのは知識量ではなかった。落とした問題は、知らなかった問題ではない。知っていたのに取り切れなかった問題だった。
今回の150点も、おそらく同じ構造をしている。「覚えていた」ことと「点になった」ことは別だ。記憶が残っていたからこそ150点まで届いたが、残っているだけでは180点にならない。
記憶が落ちていないという事実は、出発点であって結論ではない。
04 / 本文
30点をどこから取るか、配点から逆算する
300点満点のうち、あと30点。これを漠然と「もっと勉強する」で埋めようとすると、また同じことになる。配点で考えたほうがいい。
行政書士試験の配点は、5肢択一が1問4点、多肢選択が1空所2点、記述式が1問20点で3問ある。つまり30点は、択一なら8問弱、記述なら1問半に相当する。
この2つは、埋め方がまったく違う。
択一で8問は、知識を足すより、迷った2択を落とさない訓練で詰めるほうが早い。私の場合、時間に追われて選び直して外す癖がある。
記述で1問半は、書けたつもりで要件を1つ落とす癖を直すこと。これは自分では採点できないので、第三者に見てもらう必要がある。
どちらも「読む勉強」では埋まらない。ここが、今年のやり方を変えた理由と一致する。
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過去問は点数を測る道具ではなく、落とし方を測る道具にする
今回、点数だけ出して終わりにしないために、間違えた問題を3つに仕分けた。
1. 知らなかった — 単純に知識が無い。ここは覚えるしかない。
2. 知っていたのに外した — 制度の区別が混ざった、迷って変えた。ここがいちばん多い。
3. 時間が足りなかった — 後半で急いだ結果。
150点という数字そのものは、1回分の結果でしかない。次に同じ問題を解けば上がるが、それは実力ではなく記憶である。 意味があるのは、どの箱にいくつ入ったかのほうだ。
2番目の箱が厚いなら、やることは知識の追加ではなく、解く回数を増やして精度を上げることになる。
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残り約2か月半、この150点を基準点にする
11月の本試験まで、残りは2か月半ほど。
今日の150点を基準点として置いておく。 これから解く問題の点数は、この150点と比べる。上がっていれば、やっていることは効いている。動かないなら、やり方のほうを疑う。
基準が無いまま直前期に入ると、不安に押されて新しい教材を買い足す。1回目から3回目まで、私はそれを繰り返した。今年は買わないと決めている。判断の材料になる数字を、先に1つ持っておきたかった。
結果は、良くても悪くてもこのブログに書く。
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受験記シリーズ
これまでの受験記をまとめてあります。
/articles/manual/gyosei-shoshi-1st-attempt-ronjutsu/ — 1回目:200字論述の時代に足切りで落ちた
/articles/manual/gyosei-shoshi-2nd-attempt-ashikiri-passed/ — 2回目:足切りは通過したが152点で落ちた
/articles/manual/gyosei-shoshi-3rd-attempt-4-questions-short/ — 3回目:あと4問で落ちた
/articles/manual/gyosei-shoshi-4th-attempt-decision/ — 4回目:参考書1冊に絞って今年で決める
今年の勉強のやり方は /articles/manual/gyosei-shoshi-tsukue-ni-mukawanai/ に、模試の選び方は /articles/manual/gyosei-shoshi-moshi-osusume-2026/ に、直前期の組み立ては /articles/manual/gyosei-shoshi-2months-left-strategy/ に書いています。
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