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自主執筆記事

行政書士試験まであと2か月|六法も判例集も使わず、参考書1冊とクイズ形式の反復で180点を取りにいく

本試験まで残り約2か月。時間的な制約があるなかで、六法と判例集は使わないと決めた。参考書1冊をクイズ感覚で繰り返し、記憶の定着だけを狙う。そして大手予備校の模試を受けて全国順位と偏差値を出す。180点を越えるための道筋が見えて、モチベーションも保てる。その組み立てを書く。

学習記録公開: 2026/08/24更新: 2026/09/02
行政書士資格試験直前期模試偏差値社会人

01 / 本文

結論:残り2か月でやることは、参考書1冊の反復と模試だけ

本試験まで、あと約2か月になった。

この期間でやることを2つに絞った。参考書1冊をクイズ感覚で繰り返すことと、大手予備校の模試を受けること。それだけだ。

六法は引かない。判例集も使わない。 直前期にこれをやると、時間がいくらでも吸われる。残り2か月で新しく手を広げても、点にはならない。

02 / 本文

なぜ六法と判例集を捨てたのか

六法を引くのは、勉強している感覚が強い。条文の全文を読むと、理解が深まった気になる。

しかし、行政書士試験の択一で問われるのは条文の全文ではない。要件と効果、そして例外の有無だ。それは参考書に整理された形で載っている。六法から自力で抜き出す作業は、参考書が既にやってくれている。

判例集も同じだ。判例の事実関係を追うのは面白いが、試験で必要なのは結論と理由の骨組みだけだ。参考書に載っている範囲を確実に覚えるほうが、点に直結する。

残り2か月という前提だと、この判断は変わらない。期間が短いほど、教材は絞るべきだ。

03 / 本文

クイズ感覚で回す、というやり方

参考書を「読む」のをやめた。代わりに、自分に問いを出して答える形で使っている。

やり方は単純だ。見出しや太字の用語を見て、説明を隠して自分で言ってみる。言えたら次へ、言えなかったらその場で確認する。1項目あたり10秒から30秒で終わる。

これには2つ利点がある。

1. 細切れの時間で進められる。 読む勉強はまとまった時間が要るが、問いに答えるだけなら移動中でもできる。私は社会人で複数のサイトを運営しているので、まとまった時間が取れない。

2. 覚えているかどうかが、その場で分かる。 読んでいると「知っている」と錯覚する。声に出して説明しようとすると、言えないところがはっきりする。3回目の試験で落とした問題は、まさにこの「知っているつもり」の部分だった。

04 / 本文

模試を受ける理由は、点数ではない

大手予備校の模試を受けることにした。目的は点数を出すことではない。自分の位置を知ることだ。

模試を受けると、次の3つが出る。

全国順位。 受験者の中で自分がどこにいるか。合格率10%前後の試験なので、上位10%圏内にいるかどうかが分かる。

偏差値。 科目別に出るので、どこが足を引っ張っているかが数字で見える。感覚で「民法が弱い」と思っていた部分が、実は取れていることもある。

科目ごとの得点。 180点にどう組み立てて到達するかを、具体的に計算できる。行政法で何点、民法で何点、記述で何点。この配分を決めれば、残り2か月で何をやるかが自動的に決まる。

05 / 本文

180点への道筋が見えることが、そのままモチベーションになる

直前期にきついのは、勉強量ではない。受かるかどうか分からないまま続けることだ。

3回目に落ちたあと、しばらく参考書を開けなかった。あと4問という数字だけが残って、何をどうすれば埋まるのか分からなかった。

模試で数字が出ると、これが変わる。「行政法をあと3問取れれば届く」と分かれば、そこに時間を使えばいい。やるべきことが決まると、迷いが消える。

全国順位が出るのも効く。ひとりで参考書を回していると、自分がどのくらいの位置にいるのか見当がつかない。順位が出れば、上がったか下がったかで判断できる。ゲームのスコアのように扱える。

つまり模試は、戦略を立てる道具でありながら、続ける気力を保つ道具でもある。 一石二鳥だ。

06 / 本文

残り2か月の使い方

組み立てはこうだ。

参考書1冊を、クイズ形式で回し続ける。 何周するかは決めていない。移動時間と食事中に、開けるだけ開く。

模試を受けて、科目別の点数を出す。 出たら、180点への配分を計算し直す。

落とした問題だけ参考書に戻る。 全体を読み直さない。間違えたところだけ、その場で確認する。

これ以上は増やさない。新しい教材を買わないというのが、今年いちばん強く決めていることだ。1回目から3回目まで、不安になって買い足しては中途半端に終わらせてきた。

07 / 本文

同じ時期に受ける人へ

残り2か月で、まだ手をつけていない範囲があると焦る。私も焦っている。

ただ、焦って教材を増やすと確実に悪くなるというのは、3回分の経験で分かっている。増やすなら教材ではなく、解く回数だ。

そして、模試は必ず受けたほうがいい。点数が悪くても構わない。いまの位置が分かることのほうが、点数そのものより価値がある。 分からないまま2か月過ごすのが、いちばん消耗する。

本試験までの経過は、このブログに記録していく。模試の結果が出たら、順位と偏差値も書く。うまくいかなかったことも隠さず書くつもりだ。

08 / 本文

受験記シリーズ

4回分の受験記をまとめてあります。

/articles/manual/gyosei-shoshi-1st-attempt-ronjutsu/ — 1回目:200字論述の時代に足切りで落ちた

/articles/manual/gyosei-shoshi-2nd-attempt-ashikiri-passed/ — 2回目:足切りは通過したが152点で落ちた

/articles/manual/gyosei-shoshi-3rd-attempt-4-questions-short/ — 3回目:あと4問で落ちた

/articles/manual/gyosei-shoshi-4th-attempt-decision/ — 4回目:参考書1冊に絞って今年で決める

勉強の場所と時間の決め方は /articles/manual/gyosei-shoshi-tsukue-ni-mukawanai/ に、模試の選び方は /articles/manual/gyosei-shoshi-moshi-osusume-2026/ に書いています。

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