01 / 本文
通知は「検出しました」であって「違反です」ではない
サーチコンソールに「重複、Googleはユーザーとは異なる正規化タグを選択しました」が出た。
反射的に直したくなるが、これはペナルティではない。 同じ内容のページが複数あるとき、Googleが代表を1つ選ぶという正常な動作の報告でしかない。
同じ画面に出る通知でも、直すべきものとそうでないものが混ざっている。区別せずに全部直そうとすると、動いていたものまで壊す。
02 / 本文
本文が93%一致していた
原因を測った。名前と読みしか事実が無いページが2,987件あり、名前を伏せて本文を比べると93〜94%が一致していた。
ページA ⇔ ページB 94.0%一致(本文 657〜665字)
ページC ⇔ ページD 93.5%一致03 / 本文
直す方法が「中身を足す」しかなかった
重複を解く方法は、中身を変えて違うページにすることだけ。ところが足せる事実が無かった。 出典に無いことは書かない、というのが最初からの方針だった。
推測で埋めれば重複は解けるが、それは別の問題を作る。重複のままにしておくほうが害が小さい。
04 / 本文
noindexにして失敗した
別のサイトで、同じ通知に対して noindex で応じたことがある。結果は明確だった。
順位が付いていたページのクリックが0になった。 重複としてまとめられていても、代表に選ばれたページ経由で流入はあった。noindex にするとその経路ごと消える。
検索エンジンは登録済みのURLを覚えている。公開したURLを後から消すのは、重複より重い。
05 / 本文
同じ通知でも対処が違う
別のサイトでは、同じ重複の通知に対して431ページを noindex にした。そちらは正しかった。
違いは中身にある。
noindex にした 広告しか無いページ。読む人にとっての中身がゼロ
そのままにした 名前と読みという事実がある。薄いが、嘘ではない06 / 本文
5xxの通知も、自分のデプロイが原因のことがある
同じ時期に「サーバーエラー (5xx)」も出た。調べると、原因は自分のデプロイだった。
静的ホスティングは配信を切り替える瞬間があり、そこにクロールが当たると5xxが返る。3日で4回デプロイした時期と、クロールが1日6,000件規模だった時期が重なっていた。
抜き取った25件はすべて200で、ページ自体は健全だった。対処は「大きな変更をまとめて1回のデプロイにする」で、コードを直す話ではなかった。
07 / 本文
判断の順番
- まず測る。何件か、本文は何字か、どれだけ一致しているか - 直す方法が「事実を足す」しかないなら、足せる事実があるかを確かめる - 無いなら、そのままにする。 noindex は最後の手段 - 順位が付いているページは触らない
通知が消えることと、クリックが増えることは別。 画面を綺麗にするために流入を捨てない。
08 / 本文
まとめ
- GSCの通知は「検出しました」であって「違反です」ではない - 重複は、Googleが代表を選ぶ正常な動作 - 足せる事実が無いなら、そのままにしておくほうが害が小さい - noindex にすると、重複としてまとめられていた経路ごと流入が消える - 5xx は自分のデプロイが原因のことがある。まとめて出す
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