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noindex はAdSenseの審査には効かない|検索から消しても、審査員には見えている

薄い自動生成ページ340本を noindex にしてサイトマップからも外した。それで対策は終わったつもりだった。しかし記事一覧を開くと、そのページへのリンクが343件並んだままだった。noindex は検索エンジンの索引から外す指定であって、審査員が見るのを止めるものではない。何を勘違いしていたのかを書く。

サイト運営公開: 2026/08/24更新: 2026/08/24
AdSensenoindexSEO審査サイト設計

01 / 本文

結論:noindex は「検索結果に出さない」指定であって「見せない」指定ではない

AdSense に「有用性の低いコンテンツ」で落ちたあと、自動生成していた薄いページ340本を noindex にした。サイトマップからも外し、356件から27件まで減らした。

これで対策は済んだと思っていた。間違いだった。

記事一覧のページを開いて、リンクの数を数えてみた。自動生成ページへのリンクが 343件、そのまま並んでいた。

noindex は Google の検索結果に出さないための指定だ。サイトを見に来た人には、何も変わらず見える。 AdSense の審査員も同じだ。

# 記事一覧に何本のリンクが並んでいるか数える
curl -sSL https://example.com/articles/ \n  | grep -oE 'href="/articles/[a-z0-9-]+/"' \n  | wc -l
# → 343

02 / 本文

なぜ勘違いしたのか

noindex を入れると、Search Console の「インデックス登録されていない」に移る。数字が動くので、対処した感覚が強い。

SEO の文脈では、これで正しい。検索評価から外れるので、薄いページが全体の足を引っ張ることはなくなる。

しかし AdSense の審査は、検索エンジンの評価とは別に行われる。サイトを実際に開いて、内容を見て判断される。 検索結果に出るかどうかは関係がない。

つまり私がやったのは、Google の検索担当には見えないようにしたが、AdSense の担当には見えたままという状態だった。

03 / 本文

審査員が見る画面を、自分で開いて確認する

対策したあと、自分のサイトを「初めて来た人」として開いてみるべきだった。

トップから記事一覧へ進むと、同じ雛形のタイトルが延々と並ぶ。

「◯◯の設計・技術選定・コミット履歴を解説」

「△△の設計・技術選定・コミット履歴を解説」

これが172件。そのあとに動画ページが168件。前回落ちたときと、見え方が何も変わっていなかった。

noindex を入れたことで、自分の頭の中では「なかったこと」になっていた。しかし画面は変わっていない。

04 / 本文

やったこと:一覧から外し、置き場所を変えた

削除はしなかった。制作物の記録としては使うし、自分で見返すこともある。

したのは、置き場所を変えることだ。

記事一覧(/articles/)からは、自動生成172本へのリンクを全部外した。代わりに「制作物としては別のページから辿れます」という案内を1つ置いた。

結果はこうなった。

自動生成へのリンク:343件 → 0件

ページ全体の文字数:24,906字 → 3,589字

記事一覧を開くと、手書きの記事13本だけが並ぶ。これが審査員に見せたい画面だった。

05 / 本文

noindex が効く場面と、効かない場面

整理すると、こうなる。

効く:検索結果への表示。 薄いページが検索に出なくなり、サイト全体の評価を下げなくなる。これは本来の目的どおり。

効く:サイトマップの申告内容。 出したいページだけを載せることで、意図が伝わる。

効かない:人が見る画面。 リンクを辿れば普通に表示される。AdSense の審査、SNSでの共有、直接アクセス、いずれも影響を受けない。

効かない:サイト内の導線。 ナビゲーションや一覧に載っていれば、そこから見られる。

薄いページを「無かったこと」にしたいなら、リンクを外すところまでやる必要がある。

06 / 本文

確認の手順

対策したあと、次を確認するようにした。

1. 一覧ページのリンク数を数える。 何が何件並んでいるかを、目ではなくコマンドで数える。

2. トップから2クリックで何が見えるか辿る。 審査員も、訪問者も、まずトップから入る。

3. ページ全体の文字数を測る。 薄いページのリンクが並んでいると、一覧ページ自体が不自然に長くなる。24,906字という数字は、明らかにおかしかった。

いずれも数分で終わる。「対処したつもり」を数字で潰す作業だと思っている。

07 / 本文

まとめ

noindex は検索エンジン向けの指定であって、人が見る画面には何の影響もない

AdSense の審査は、検索結果ではなくサイトそのものを見て行われる。薄いページが一覧に並んでいれば、そのまま判断材料になる。

対策したあとは、自分のサイトを初めて来た人として開いてみる。リンクの数をコマンドで数えれば、思い込みは一発で崩れる。

この確認をしないまま再審査に出していたら、また同じ結果になっていたはずだ。

08 / 本文

AdSense対策シリーズ

審査に落ちてから、申請の準備が整うまでの記録です。

/articles/manual/adsense-low-value-content-measured/ — 落ちた原因を、記事340本の文字数を測って特定した

/articles/manual/noindex-does-not-hide-from-adsense/ — noindex は審査には効かない。検索から消しても審査員には見えている(この記事)

/articles/manual/adsense-required-pages-checklist/ — 申請に必要なページ一式。プライバシーポリシーに何を書くか

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